回路と迂回路 -"学び"と"苦手"について考える-

 

特別プログラムとして、ワークショップを友人のサトウアヤコさんにお願いしました。

 

サトウアヤコさんも僕の中では「学びのアホ」の筆頭。
アホと書くと頭悪そうですが、サトウさんの魅力はロジカルにアホなところ。
なかなかの捻くれっぷりです。

 

サトウさんの代表的な活動に「mogu book」というワークショップのプログラムがあります。
これは「モグモグ」という、ごはんをよく味わう、という意味から来ていて、
本を味わう、つまりより深く読み込んで楽しむためのオリジナルのワークショップです。
言ってしまうと、本をもっとじっくり読みたいがために、
オリジナルのワークショップを作ってしまうような人なんです。
「なんて遠回りな!」と思う人もいるかもしれませんが、
これが彼女にとっては最短距離なのです。

 

自分に合う形(最短距離の方法)はどういうものか、
それをロジカルに考えては軌道修正していき、そして完成させていく。
素晴らしいアホっぷりです。

 

そしてその後、
日常記憶地図、カードダイアローグなどの新しいプログラムも生まれていきます。
どれもこれも自分がより学びたいがためのプログラムだというのが
最高だなーと思います。

 

そんなサトウアヤコさんに、率直にこの気持ちをぶつけまして、
今回のために新たなプログラムを考えていただきました。

その名も「回路と迂回路 "学び"と"苦手"について考える」です。
サトウアヤコさんらしく、
学びの最短距離としての「迂回」の方法を一緒に考えましょう、
というものです。

 

定員少な目ではありますが、
自分の学びやすい回路を考えてみたい、という方はぜひに。

 

また合わせて「カードダイアローグ」という、
少人数で対話をするためのワークショップも
開催していただきます。

 

どうぞお楽しみに!

 

 

 

回路と迂回路 -"学び"と"苦手"について考える-


何かを学ぶということは、自分の中に回路をつくることだと思います。
進んでいくための原動力になるものであったり、
インプットとアウトプットのバランスをとっていくことであったり。

 

その回路がどうしてもうまく作れない領域のことを、
人は「苦手」と感じるのではないでしょうか。
苦手なことは、一般的に「克服」したり「回避」したりする
というイメージを持つ人が多いようです。
でも、「迂回」することもアリじゃないかと思います。
苦手なことを迂回することが、反転して何かを続けるための原動力になっていたり、
別の何かを結果的に生み出してしまう可能性もあるかもしれません。

 

あなたの苦手なこと、学びたいことを教えてください。
回路、迂回路という視点で一緒に考えてみましょう。
カード・ダイアローグを使って話をします。
話すことが"苦手"な人でも大丈夫です。

 

また、このカードダイアログのやり方についてのワークショップも実施します。

読書会や勉強会をやりたい、そこで使ってみたい、という方向けの内容です。

 

2つのプログラムがありますので、

希望される回(いずれか、または両方)を事前に別途お申し込みください。

 

 

■プログラム1/回路と迂回路

 

・トーク(30分)

・みんなの「学び」と「苦手」について考える (60-90分)

 

時間:13:30〜

定員:5名


■プログラム2/カード・ダイアローグでちいさな学びの場をつくる

・カード・ダイアローグの説明(30分)

・みんなのやってみたいことの話をする(60-90分)

時間:16:30〜

定員:5名

対象:読書会、勉強会などをはじめたい方、カード・ダイアローグについて知りたい方


 

 

■参加費

各プログラム1000円 (1回分の会ができるカードのセット付き)

 

■持ち物

筆記用具

 

■申し込み

mogubook@gmail.com に、プログラム名と、当日連絡できる電話番号をお知らせください。 プログラムごとに申し込みをお願いします。

 


■カード・ダイアローグ(2017-)

カードを使って言語化すること、互いに引用し合うことでフラットな対話を生み出す方法です。話すことが苦手な人も比較的話しやすい仕組みになっています。対話の可視化、記録としてだけ使うこともできます。

http://dialogue.mogubook.net/

 

■mogu book - ひとりで読む、みんなで読む、またひとりで読む -(2010-)

http://mogubook.net/